セルフトークとは？

セルフトークは「ひとりごと」のように、自分に対して話しかけている言葉です。
でも、セルフトークは単純なひとりごとではなく、人の感情や行動を左右するほどの力を持っています。


人は1日に数万回のセルフトークを行っていると知っていましたか？
普段の生活の中で声にはでていなくても無意識にセルフトークが行われているのです。


トップアスリートの方々は辛い練習を乗り越えたり、高いモチベーションを保つために
セルフトークを上手に活用して理想的なパフォーマンスを可能にしているのです。


このセルフトークがいつもマイナスなものだったらどうでしょう。
何かの出来事があるたび「やりたくないなぁ」「これは無理だ」といったセルフトークを
繰り返していた場合、一日に数万回も自分で自分に無理だと言い続けていることになります。

こういったマイナスなセルフトークは不安を増幅させたり、集中力の低下にも繋がります。
夢への挑戦を自分が一番、猛反対しているので、挑戦しても成功する見込みが低くなってしまいます。


じゃあ、どうすればいいのか？
マイナスならば、プラスに変えればいいのです。
例え周りが何を言おうと、自分だけは自分を信じると、自分に言い聞かせていく
トレーニングを続けていくのです。

「自分はできる」「成功する」と、自分の中に自分のサポーターを作って、
客観的に自分を応援しいくことでマイナスな言葉（＝雑音）は減り、
自分で自分の夢への挑戦を支援していける人になれるのです。


それでも、人は万能ではありません。いつも前向きそうに見える人でも
マイナスなセルフトークがでてくることがあります。
そういう人は、マイナスなセルフトークが出ていると気付いたタイミングで
「ストップ！」「終わり！」と自分の中でつぶやいて他のことに目を向けています。